毎年1月7日には、「こんにゃく封じ大祈祷会」を厳修させていただいております。
この「こんにゃく封じ」とは、心身にまとわりつく病や悩み、悪因縁を庚申尊の神通力でこんにゃくの中に吸い取って頂くものです。ご祈願を四種類の色紙の人型に、施主様の氏名、および願意を入れていただき、ご祈祷いたします。
・主な願意の例
白 無病息災、当病平癒など 黄 商売繁盛、稼業繁栄など
赤 良縁成就、衆人和合など 黒 勝運祈願、合格祈願など
当日は、諸病厄除の「こんにゃく炊き」を振舞わせていただきます。午前九時、十時、十一時の一時間毎に祈祷を厳修し、午後は二時より精霊の回向、護摩を厳修いたします。護摩の際もこんにゃく封じを合わせて行じさせていただきます。
1願3000円です。
ご祈祷を希望の方はお問い合わせ下さい。
開運厄除・星祭
星祭(ほしまつり) (星祭供養(ほしまつりくよう))と云うのは、年の変わり目である節分に其の当たり星を祭って悪年は悪事災難を免れるよう、良い年は一層良くなるよう祈ります。1年間の吉凶を分ける非常に大切な行事です。
当山では、2月3日節分(開白(かいひゃく))から2月9日(結願(けちがん))まで、毎日午後8時より7日間7座本堂においてお札を祈祷いたします。そして2月11日午後2時より柴燈大護摩に於いて重ねて祈祷いたします。
また柴燈護摩の後、災難消除の火渡り修行も行います。ご参拝の方々も参加していただけます。
紙札1000円、木札(小)5000円、木札(大)1万円です。
ご祈祷を希望の方はお問い合わせ下さい。
柴燈護摩の様子
春季、秋季彼岸、お盆
毎年3月と9月にお彼岸のお参りをさせていただいております。
お彼岸の中日(春季:春分の日、秋季:秋分の日)には当山の本堂にて法要を厳修いたします。
8月のお盆では毎年8月16日に施餓鬼供養の法要を厳修いたします。
大施餓鬼會
女人守護祈祷会
10月第3日曜日の午前11時、庚申堂では、女人守護祈祷会(にょにんしゅごきとうえ)を厳修いたします。本尊の庚申尊大青面金剛尊は経典に女性の病や下の病に効験があると説かれています。
婦人病(子宮筋腫、乳がん、生理痛等)平癒や防止の為、そして女性の幸福守護の為ご祈願いたします。
男性の方は下の病を封じます。
この祈祷会では、住職は1週間前より五穀断(ごこくだち)の行(ぎょう)(米、麦、豆、粟、稗を食べない)で身を清め、1日3座本尊供を修し、計21座で本尊真言を十万遍(じゅうまんべん)唱える大行(たいぎょう)を以て御宝印(ごほういん)を加持します。この御宝印にて御札やお参りの方々の御身体、下着を加持させていただきます。
祈祷料は3000円です。
持参していただく下着はお一人様何枚でも結構です。
ご祈祷を希望の方はお問い合わせ下さい。
女人守護祈願法要の様子
女人守護祈願の檀荘厳
東山天皇忌並びに納骨堂総回向
12月17日は東山天皇の忌日に当たります。
伏見庚申堂は、江戸期に東山天皇の玉体安穏祈願の勅許を受け栄えました。その為、この忌日に法要を修し、同時に納骨堂に収められている方の総供養もいたします。法要は古来より伝わる声明(節付のお経)を以て勤めます。また、東山天皇は龍笛の名手であったと伝わりますので、住職が供養の為に一曲奏楽致します。御納骨を問わずどなたでもお気軽にお参りください。
12月17日 午後2時より厳修させていただきます。
納骨堂総回向の様子
住職による龍笛奏楽
除夜の鐘
大晦日、12月31日午後11時45分より境内にあります鐘楼堂の鐘を撞き始め、お参りの方に一打ずつ撞いていただけます。
除夜の鐘の様子
お寺の年間行事
- こんにゃく封じ大祈祷会(万病平癒、関節痛、腰痛封じのこんにゃく祈祷を厳修)(1月7日)
- 星祭(立春開運厄除祈祷、柴燈大護摩、火渡り修行)(2月11日)
- 春季彼岸会中日法要(春分の日)
- 精霊迎鐘(お盆)
- 施餓鬼供養会(8月16日)
- 秋季彼岸会中日法要(秋分の日)
- 女人守護祈祷会(女人幸福、女人守護の祈祷会を厳修)(10月第3日曜日)
- 東山天皇忌・納骨堂総廻向(12月17日)
- 除夜の鐘(12月31日)
- 先祖・水子供養、庚申護摩(毎月7日)
- 祈祷会(庚申の日)
※年間行事は中止・日時・内容変更の場合があります。
年号は原則として西暦を、近代以前の月日は旧暦を使用しています。
毎月7日の庚申護摩